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Reporting the underreported about the plan of action for People, Planet and Prosperity, and efforts to make the promise of the SDGs a reality.
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|アフリカ南部|新型コロナウィルス感染症拡大で教育に悪影響

Photo: With the lockdown to fend off the spread of COVID-19, many Southern Africans, have lost their jobs and switched to vending on the streets where they engage in cat and mouse games with police enforcing lockdown rules. Consequently, the game to survive still remains tough for most Africans as they battle to support their children amid schools closure. Credit: Jeffrey Moyo | INPS-IDN【ムジナ(南アフリカ)IDN=ジェフリー・モヨ】

南アフリカ共和国(南ア)北部のジンバブエ国境近い街ムジナ。ジェラルド・ギャバさん(47歳)の10代になる3人の子供達は、埃っぽい通りで手作りの紙のボールで遊んだり、借家のベランダで床に散らばった本を読んだりしている。ギャバさんはその傍らで、ベランダに広げた葦の敷物の上に寝転がっている。勤め先の建設会社がロックダウンの影響で休業に追い込まれ、3カ月前に仕事を失った彼は、明らかに手持ち無沙汰であった。

ジンバブエから移住してきたギャバさんは、「新型コロナウィルス感染症が世界的に流行している中、とうとう自分の子供達さえ学校閉鎖で自宅待機を余儀なくされています。」と語った。

ギャバさんの妻ミリライさん(42)が、いまや一家で唯一の稼ぎ手である。より良い機会を求めて南アに移住するまでジンバブエで営んでいた屋台の仕事を借家の近くで始めたのだ。

しかし、もはや南アはギャバさん一家にとってより良い機会を見いだせる土地ではなくなった。

新型コロナウィルス感染症がアフリカ南部を席巻して教育活動を停止する中、ギャバさんの子供達も、数百万人に及ぶ生徒たちと同様に教育に支障をきたしている。

ジンバブエでは教員免許を持っているギャバさんは「子供達に本を読んで独習するように言っていますが、ロックダウン(都市封鎖)下の生活はあまりにも単調なものですから、すぐ飽きて遊びだしてしまいます。」と語った。

ジンバブエでの状況も似たようなものだ。感染症が急激に拡大する中、小中学校の子供達は家庭に閉じ込められ、学校再開の期待は急速に萎みつつある。

首都ハラレの人口過密地区ムファコセに住むミランダ・ムタサさん(31)のような多くの親にとっては、家庭学習やオンライン学習のようなものはとても手が届かない。

こうしたなか、アフリカ連合(AU)は6月に国際連合児童基金(ユニセフ)と合同で加盟国に送った書簡の中で、ロックダウン期間中も生徒たちが学習を継続できるよう教育体制の維持に努めるよう求めた。「遠隔学習のコンテンツを提供し、ラジオやテレビ、ポッドキャスト、オンライン学習を展開すること。」「教育関連の省庁は、新型コロナウィルス感染症に対する教育部門の対応を改善するために、優れた実践例を記録し、学習への関与と成果をモニターすべきだ。」と共同書簡は述べている。

しかし、ギャバさんのように職を失った人々がアフリカ南部に多くいる中では、たとえAUが教育の継続性を確保しようとしても、例えばeラーニングの実施など夢のまた夢だ。

ジンバブエ南部の町マスビンゴに住むバーナード・ムンゴニさん(72)は、「新型コロナウィルス感染症のせいで、多くの人々が耐えられないほど新たな出費を強いられています。」と語った。

屋台で青果物を商っているミランダさんは、「必要な教育教材にアクセスするためのインターネットパッケージ料金が高すぎます。」と語った。

ミランダさんにとっては、感染症の影響で教育機関が閉鎖され、(オンライン教育にアクセスできない)彼女の子供達は不利な立場に追い込まれている。

隣国ボツワナでも、感染症が猛威を振るう中で教育が停止状態にある。7週間にわたった閉校を経て6月に学校が再開されたが、感染者が急増して再度閉鎖に追い込まれた。

レモガング・クワペ保健相は、6月に再びロックダウンを行うにあたって、「残念ながら、この24時間で状況は悪化しました。新規感染事例が30件確認されましたが、その多くがハボローネ首都圏の学校で発生しています。」と語った。

モクウィツィ・マシシ大統領は国民に対して学校再閉鎖について説明する中で、「予防的な措置として、追って通知があるまであらゆる学習活動の停止を決定した。」と語った。

現在、アフリカ南部諸国の学校は、新型コロナウィルス感染症が数多くの人々に影響を及ぼしている中で、閉鎖されたままになっている。

感染症がアフリカ南部で猛威を振るう中、南部アフリカ開発共同体(SADC)が、事務局を通じて国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)と協力して、感染症の教育への悪影響を緩和し、教育と学習の継続性を確保するよう加盟諸国を支援するグローバル教育連合を主導することになった。

感染状況が深刻な南アやボツワナ、ジンバブエ、ナミビアのような国々では、学校に通う子供達への影響が危惧されており、各国政府は学校の再開について再考を迫られている。

アンゴラでは感染症の急拡大に直面して3月24日から、全ての学校で授業を停止するとの発表が政府からなされた。教育省は、新型コロナへの予防措置に関わる政府部門からの指示にしたがって、全土での教育活動を停止したと述べた。

エスワティニでは3月に、全国教員連合(SNAT)が、すべての学校や大学を一時的に閉鎖するように政府に要請した。同連合は声明で「SNATは、街頭や学校のような公的な場所で新型コロナウィルス感染症に対処する措置が取られていないことを懸念する。予防措置が適切に取られておらず、懸念の原因となっている。」と述べた。

学校でも多くの感染事例が確認された南アでは7月、政府が学校閉鎖を継続すると発表した。これによって、学校閉鎖は2020年度から21年度にまで延長される見通しだ。

シリル・ラマポーサ大統領は7月の国民向け演説の中で、「感染が爆発的に拡大することが予想される局面で学校を閉鎖するという慎重なアプローチを採ることになった。」と説明した。

ナミビアの状況に目を向けると、ハーゲ・ガインゴブ大統領が8月1日、同月4日から28日間にわたって、新型コロナの感染リスクを排除するための必要措置として学校を一時休校にすると発表した。同国では既に3月に、ある学校で新型コロナ感染の事例が2件発生したことを受け、学校閉鎖の措置を取っていた。

マラウィでも、先月の感染拡大を受けて、学校再開の時期が延期されている。

学校が閉鎖されたままの南アでは、ギャバさんとその家族にとって、苦しく単調な日々が続いている。「子供達は家で飽き飽きしています。私もそう。でも、それ以上に仕事がなくなってしまったことが苦しい。」とギャバさんはIDNの取材に対して語った。(08.18.2020) INPS Japan/ IDN-InDepthNews

 

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